ヒプノバーシング出産体験記
ピンクレンジャーの保健室へようこそ
久々に書く記事は、3人目リアル出産体験です。
このヒプノバーシング出産の体験記を引き伸ばしていたのは、いきなりこんな話をしても100%信じられないと思うから。私がそうだったので。。
ヒプノバーシングとはどういうものか、少しでも理解して、興味のある人に、知ってほしい、私の貴重な体験だから。これを読んだ人には同じように幸せな出産をしてほしいと思ってます。
ヒプノバーシング講座を受講した私達家族は毎日CDを朝起きてからと夜寝るときに聴き、
リラックス法をイメージトレーニングとライトタッチマッサージを夫婦で行いました。
出産予定日2週間前から前駆陣痛が来ていて、よくヒプノバーシングをやる人は陣痛に気づかないというし、でも上2人の時は2週間早く産まれたし、ということでソワソワして2回もフライング入院をしてしまいました。
しかし、予定日まで産まれる気配はなく。
出産予定日前日、主人にこの日は仕事休めないからまだ産まないでねと言われていたので、まったく産むつもりもなく、安静を保ってました。
ただ、自然分娩で助産院で畳の上で産む!と決めていたので、出産中さすがに排便は避けたいと思い、朝3時ころからトイレにこもり、排便も出産トレーニングのうちのため、息まずに排泄するよう、なんと3時間もトイレにこもって、時折くる前駆陣痛の間隔を計るも、2週間前から5分間隔がバラバラに来ていて、生理痛くらいの痛みだしなぁ、またフライング入院したくないし、今日産みたくないしなぁ〜と思いながら朝、助産院へ連絡しました。
『もしもし、まだ生理痛くらいかと思うんですけど。。』と電話すると
『何回フライング入院したっていいから〜不安ならいつでも来ていいわよ』と優しい言葉に安心し
『では、ご飯食べたらボチボチ行きます』
とその時点でAM6:00
立ち会い出産を希望し、ヒプノバーシング出産講座も全日参加した9歳の娘は一緒に行く!と言い、AM6:30タクシーで産院へ
タクシー降りてから産院の入り口2階まで陣痛が来る前に!と娘とよしっ!走ろう!
と2階までの階段をダッシュ
お腹の収縮を感じる
AM6:40産院の助産師ルームで一旦待たされ、その時のスタッフが、まだ助産師来ないから、まだ産まないで待っててーと言われ、着替えを渡される。
助産師さんの休憩用ベットに寝っ転がり、『いつ生まれますかね〜?主人7時に起きるので連絡それからでもいいかなぁ?』と相談
スマホで主人にとりあえずLINEでお知らせ
AM6:45内診 『え!?もうそんなこと言ってる場合じゃないかも!!』慌ててシートを敷く
AM6:50破水 担当助産師さん到着
私は横向きな状態でスマホで電話
『もしもし〜おはよ〜もしかしたらもうすぐ産まれるかも。今産院〜あと数時間くらいかなー?』と言って電話を切る
主人は慌てて迎う用意をし、、、
助産師さん『ちょっと!数時間とかじゃないわよ!もぉ頭出てる!!』
私⇐全然気付いてない
『えーーーーーーーーー』
娘ビデオを撮り始める
助産師さん『どうやって産む!?』
私『あー横向いたままこのまま、寝たままでいいかな』
助産師さん私の右足を垂直に上げ
私は目を閉じてリラックスに入り、息は深ーくはくだけ、力を入れず、赤ちゃんはゆーっくり出てきて、助産師さんはリラックスを唱えるだけ。
助産師さんはいつもの癖で『はい!もぉ息んでもいいわよ〜あっ〇〇さんは息まないで産むんだっけ!?』
そう、この助産院でヒプノバーシング出産をする人ははじめてらしい。
そして7分後
AM6:57誕生
AM7:00主人に電話で『産まれたー』あまりに驚いて首を鞭打ち
娘はへその緒を切らせてもらい第一声
『お母さん!出産って簡単なんだねー』
産んですぐ歩いてトイレに行き、座って授乳。なんとも一瞬の出来事で、ヒプノバーシングのCDを流す時間もなかったですが、どうやら身にはついてたみたいです。
もっとゆっくりな時間を夫婦で力を合わせてというイメージからはかけ離れた出産でしたが、痛くもなくスルンと安産で、娘に出産は痛くないと教えることができて、よかったと思います。